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2013.04.19 くまもん~。
先日、東急ハンズ@新宿に行ったのですが、
エレベーター降りた瞬間、「くまもん」エリア一帯になっており…。

右を向いても左を向いてもくまもん・くまもん。

くまもんのイラスト使用料無料なので、あらゆる製品にあの赤いほっぺの「くまもん」が顔を出し…。

動物はフツウ、黒目が大きいから可愛い気がするのですが…(犬みたいに…)
なぜか白目の配分が多いのに可愛いくまもん…。
不思議です。

赤いほっぺのせいでしょうか。

ともかく、四方からくまもんに見つめられ、何も買わずにその場を去ることが出来ず…。

IMG_9630 (640x480)

手に取ってしまった熊本名物「タイピーエン」。

前にテレビでちゃんとした「麺」を見て以来、気になっておりました。

これはタイピーエン風の、
しかも麺ではなく「春雨」でございますが…。

ま、いっか。

とりあえず雰囲気だけ。

いただいてみました。

いつかホンモノの「太平燕」、食べてみたいっす!

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まず始めに言っておかなくてはならない。
この本は「家事読本」ではない、と。

という冒頭で始まる、中島京子の「小さいおうち」。

小さいおうち小さいおうち
(2010/05)
中島 京子

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昭和の戦前から現代までを生きた女中(家政婦)タキさんの回想録。

ノンフィクションかと思えるほどのリアルなタキさん目線の日常、そして当時の社会。

戦前・戦中は激動の時代であるはずなのに、タキさんの口から淡々と語られる社会には、
翳りが見える前のハイカラな帝都東京やキラキラしたものがたくさんあって、不思議と温かい気持ちになれます。

持てる愛と情熱のすべてを注いだタキさんの「小さいおうち」。

読んでいるうちに手離したくない感覚に陥る、不思議な本。
今年上半期読んだ本の中で最も印象に残る本となりました。

そして、知っておくといいかもしれない。
この本と同じ名前の「絵本」がある、ということを。

ちいさいおうち (岩波の子どもの本)ちいさいおうち (岩波の子どもの本)
(1954/04/15)
バージニア・リー・バートン

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バージニア・リー・バートンの「ちいさいおうち」。

のどかな田舎の風景に溶け込む「ちいさいおうち」が
やがて近代化の波に飲まれて、気の毒なことに…。

この小説と絵本のタイトル、たまたま同じ、というわけではなく、意味あって同じ。
関連がある、というのがミソ。

出会えてよかった、中島京子の「小さいおうち」。

懐かしい再会も嬉しい、バージニア・リー・バートンの「ちいさいおうち」。

真っ黒のスコッチテリア、アンガス。

ネコともうまく付き合えるようになり、
家の中はもちろん、庭、近所にも慣れた、もはや「怖いもの知らず」の成長したアンガス。

シリーズの4冊目はそんなアンガスに新しい友達が出来るお話です。

ベスとアンガスベスとアンガス
(2007/12)
マージョリー フラック

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「ベスとアンガス」(1933年)。

エアデール・テリアの子犬、ブルンブルンベスは
家に入るのも出るのも、前に歩くことも怖い、小心者(犬)。

壁に映った自分の影にさえもビクビク。

そんな気弱なベスが、アンガスやネコ、アヒルたちのおかげで
本物の犬らしく活発になっていく物語。

超至近距離で犬たちの姿をクローズアップしたかと思えば、
見開きいっぱいに広がる空からの俯瞰図。

それにしてもブルンブルンベスって…。
この訳名はなんとかならんかったのかい?!

原題は「Wag Tail Bess」。

Wag…尻尾をフリフリすること。

尻尾フリフリのベスちゃん、ということで、ブルンブルンベス、なんでしょうか…。

でも、このブルンブルンベスちゃん、
作者マージョリーさんのフラック家で飼われていたペットだったんですよ。

さて、シリーズは最終巻、5冊目に続きます。

『トプシーとアンガス』(原題「TOPSY」)1935年初版。

このお話にはそれまでたった一人も出てこない「人間」が登場します。

トプシーとアンガストプシーとアンガス
(2008/03)
マージョリー フラック

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コッカースパニエルのトプシー(子犬)は、ペットショップのショーケースの中で暮らしています。

トプシーに一目ぼれして飼いたいと切望するも、
毎回ママに否定されるジュディ。

毎日のように会いに来てくれるジュディに連れて帰ってもらいたいトプシー。

二人は相思相愛なのに…。

トプシーを連れて帰ったのは、一人暮らしで淋しいご婦人、サマンサ・リトルフィールド。

子どもも孫も家族が一人もいなかったお年寄りはこの新しい家族を
大変喜んだのですが…。

元気な子犬、お婆さんとの間には年の差がありすぎました。

整頓された家はめちゃめちゃに、婦人が良かれと思って子犬のために用意したものもすべてぐちゃぐちゃに…。

やがてトプシーは退屈で窮屈な家から脱出、
なんと庭のお隣がアンガスの家で、その奥にはブルンブルンベスが…!

ジュディとも再会し、三匹とジュディは水を得た魚のように庭じゅうを駆け回り、楽しい時間を過ごしました。
ジュディの用意してくれたものはすべてトプシーにジャストフィット。
あぁ、ずっと手元に置いておけたら…。
あぁ、この可愛い女の子とずっと一緒にいられたら…。

小さな少女と小さな犬の願いは神様に届いたのでしょうか。

フフフ、それが届いちゃったのです。

サマンサ婦人は「飼うのは(おとなしい)子猫にかえるわ…」と育犬放棄。
やんちゃな犬は年老いたお婆さんの手には余ってしまったようです。

ジュディママもジュディがトプシーを育てることを承諾し、ジュディとトプシーの恋は実ったのです♪

終わり良ければすべてよし。

アンガスシリーズの番外編、とも言えるような、この後半の2作品。

アンガスが脇役に徹しているところもまたいいのです。

アンガスシリーズ、1冊だけを読むのももちろん楽しいのですが、
5冊順番に読んでみると、アンガスの成長ぶりが見られて5倍楽しめる気がします♪




<おしまい>

最終回が視聴率20%をこえた「マルモのおきて」。

子どもたちの可愛さもさることながら、あのムック(犬)の可愛さったら!!

愛菜と福、たまにムック。愛菜と福、たまにムック。
(2011/06/03)
不明

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ムックは「ミニチュアシュナウザー」。 

なんかあのシルエットが大好きなのですが、
おそらく私の脳内の「萌え萌えモード」を引き起こす系譜になってると思われる絵本が、


ワイヤーフォックステリアの『どろんこハリー』、

どろんこハリー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)どろんこハリー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
(1964/03/15)
ジーン・ジオン

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そして、スコッチテリアの「アンガスシリーズ」。

アンガスとあひる (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)アンガスとあひる (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
(1974/07/15)
マージョリー・フラック

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でもどっちも「テリア種」なんですよね…。
私の中ではテリアもシュナウザーも「おんなじようなシルエット」になっちゃってましたが…(笑)

専門家によれば、ムックの犬種「シュナウザー」は、
その風貌からテリア種の犬と一緒に紹介されていることが多いそう。

やっぱ基本似てるのネ…。

でも、テリア種の多くがイギリス原産であるのに対して、シュナウザーはドイツ原産なのだそうです。

名前も由来も、ドイツ語で「口髭」を意味する「シュナウツ」からきているとのことで。

なるほど、だから「もじゃげ~」?
(智樹のセリフ、もじゃげ~可愛かった~)

それはさておき、

アンガスシリーズ、あらためて読み直してみたけれど、
やっぱりいい絵本♪大好きです。

「あるうちにアンガスというこいぬがすんでいました」

から始まる、『アンガスとあひる』。

Angus and the Ducks (Sunburst Book)Angus and the Ducks (Sunburst Book)
(1997/09)
Marjorie Flack

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原書はこんな感じ。

アメリカの絵本の基礎を築いた作品の一つ。
1930年初版です。

好奇心旺盛なスコッチテリアの子犬が、隣家に住むアヒル2羽にちょっかいを出したのはいいが、
逆に追い立てられて這々の体(ほうほうのてい)で、おうちに戻ってくる、というお話。

あれほど周りのものすべてに興味津々だった子犬のテリアが、
アヒルたちにお尻をつつかれ、慌てて逆戻り。
「もうしばらく何も知りたくないワン」
となってしまいます。

このシリーズは翌年発行の『アンガスとねこ』に続きます。

アンガスとねこ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)アンガスとねこ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
(1974/10/01)
マージョリー・フラック

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日ごとに大人に近づく子犬。
けれども体は伸びても背は高くならない。
なぜなら「スコッチテリア」だから。

という…解説?!

なるほど(笑)

子犬はいろんなことを覚えていくのですが、

でも知らないものもあった…それは「ネコ」。

Angus and the Cat (Sunburst Book)Angus and the Cat (Sunburst Book)
(1997/09)
Marjorie Flack

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追いかけても追いかけても、アンガスの背の届かない高いところに逃げてしまうネコ。

機敏に逃げるネコを追いかけて窓の外を見渡すも、
ネコは屋根に。

狭い部屋のシーンから一転、
窓の外に広がる広大な風景。
見開き2ページにダダーンと描かれる風景の広さ、大きさに
ハッとさせられる瞬間です。

絵本の中のアンガスには、逃げた「ネコ」は見えないのですが、
読み手の目には見えるので、
「ネコここにいるいるっ!!いるよ、アンガス、ここに!!」

と、つい教えてあげたくなるページで大好きです。

自分を振り回すネコにはウンザリしていたものの、
いなくなると淋しいアンガス…。

その後ネコは戻ってきてくれて…フフ、ちょっと仲良しに…。

アンガス、やったね、
大人になったね。

発見の喜び、成長の喜びをチビッと感じられる絵本なのです。

このシリーズはさらに翌年の1932年、「まいごのアンガス」に続くことに…。

まいごのアンガス (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)まいごのアンガス (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
(1974/10/20)
マージョリー・フラック

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冬になって、庭にもうちにも「ネコ」(←一緒に住んでる)にも飽き飽きしていたアンガス。

ドアが開いていたので、表に出てみると…。

アンガスの冒険の範囲がグンと広がります。

最初に出会ったのは「コリー犬」(ラッシー!)。

自分より数倍大きな犬です。

コリーを追いかけているうちに(足が短いので追いつけず、結局見失ってしまうことに…)
ヤギと遭遇。

突然のヤギ登場にビックリ!ダッシュ→自動車に轢かれそうに…。

危ない危ない、あぶないよ、アンガス!!!

なんとか事故には遭わずにすんだものの…あれ、ココはドコ?状態…。

アンガス走り過ぎて、帰る家がわかんなくなってしまいます。トホホ。

やがて暗闇が訪れ、木に止まるフクロウの光る目にビビリ、
雪は降ってくるし、見つけた穴の中で一夜を過ごすことに…。

アンガス人生初の外泊です。

アンガスの家の人たちは心配しているでしょうか…。
(シリーズ5冊で家族は一度も出てきませんが…笑…ネコ以外)

ようやく明け方になり、
牛乳を運ぶ馬車がやってくるのを見つけます。

アンガスけっこう賢くて、この牛乳屋さんにくっついて、1軒1軒回ることに…。

そうしてようやく自分の家に辿り着いたのです!

おめでとう、アンガス、良かったネ。

アンガスの一言、

「おなじみのねこにあえたのがうれしくてなりませんでした」

あんなに飽き飽きしていたのに、離れてみて存在の大きさに気付いたようです。

ん~。精神的にも成長?アンガス。

Angus Lost (Sunburst Book)Angus Lost (Sunburst Book)
(1997/09)
Marjorie Flack

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このアンガスシリーズはアメリカNY州ロングアイランド出身のマージョリー・フラック、という女性に描かれた絵本。

主人公アンガスや、あひるたちはフラックの友人が実際に飼っていたので、
お話はほぼ実話ベースなのです。

小さくて、言葉を話すことのできない動物から、
声が聞こえてきそうなくらい、イキイキと描写されています。

文章のボリュームがわりとありますが、
文なしでも話の流れがわかる、「絵だけでも楽しめる」絵本です。

横長のページ。
1ページ目から2ページ目へのつながりが絶妙に構成されています。

片側ページのアンガスがさらにもう片側で巨大にフォーカスされて、
読み手が覗きこんだような効果をもたらしたり、
かと思うと、
見開き2ページを使って、空から俯瞰するように、アンガスを米粒ほどに描いてみたり。

そのメリハリ具合にリズムがあります。

また、興味深いのは、どの本も
ページを繰るたびに、モノトーン→カラー→モノトーン→カラー、
と交互に色彩が変わるところです。

これは、1冊読んだだけではちょっと気付きにくい、面白い点でもあります。

後編は、大人?になったアンガスが、もっと世界を広げて
愉快な仲間や素敵な人に出会う冒険談に続きます。

<後編に続く>
毎日(いや、たまに何かにちなんだ日があると)私たちの目を楽しませてくれるグーグルHPのロゴ。

どれもユーモアにあふれていて、
意表をついた仕掛けに拍手を送りたくなることがある。

oz10-hp[1]
今日はどうやら「オズの魔法使い 71周年」記念らしく…。

71周年、っていうのがキリがいいのか悪いのかよくわからないが(笑)
「オズの魔法使い」には無条件で反応してしまう私。

20代半ば、アメリカに渡ってELIに通っていた頃、
後半レベルのクラスでは必ず「スキット」(英語劇)を披露することになっていました。

そのときクラスメイトと選んだ演目が「オズの魔法使い」。

ストーリーはアメリカ人なら誰でも知ってるお話。

カンザス州に暮らす少女ドロシー(Dorothy)が、ある日竜巻に家ごと巻き込まれて、飼い犬のトト(Toto)とともに「オズの国」(Land of Oz)へと飛ばされてしまうところから始まります。
道中、脳の無いカカシ・心の無いブリキの木こり・臆病なライオンと出会い、それぞれの願い(頭が良くなるように・ハートが得られるように・強くなれるように・そして家に帰れるように…)を叶えてもらうため「エメラルドの都」(Emerald City)にいる大魔法使いの「オズ」(Wizard of Oz)に会いに行く、という冒険劇。

配役を決め、映画(当時はビデオで)を観て、ストーリーを短く練り直して、何度も練習して本番。
衣装も手作り、効果音も自分たちで用意して、なんか楽しかった思い出。

私はなぜか(いや適役か…)頭の悪い「かかし」(英語ではScarecrow「スケアクロウ」)役。

主人公の「ドロシー」や「良い魔女」にはなれなかった…(笑)

バービー オズの魔法使い バービー ドロシー N6559 (ピンクラベル)バービー オズの魔法使い バービー ドロシー N6559 (ピンクラベル)
(2009/04/05)
マテル

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ドロシーの可愛いことっ!
バービーでもドロシーを出していたとは…。

懐かしくなって「オズの魔法使い」コレクションを召集@我が家。

moblog_8949214f.jpg
ポップアップバースデーカード、
50周年記念に米で発売されたヒストリーブック、
そして「かかし役」に触発されて買った「かかしの写真立て」。

こちらは飛び出す仕掛け絵本で有名なロバート・サブダの「オズの魔法使い」。

オズの魔法使い (とびだししかけえほん)オズの魔法使い (とびだししかけえほん)
(2005/09)
フランク バウムロバート サブダ

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竜巻のシーンなど、迫力ある仕掛けが評判のポップアップブックです。

ゴールデンウィーク、田舎で甥っ子と飽きるほど遊んだのですが、
NHKの子ども番組も思いっきり見ちゃいました。

『ハナかっぱ』やら『おかあさんといっしょ』を見て、
コッシーくんやサボさんを教えてもらい、クッキングアイドルのマインちゃんのレシピを勉強し、ピタゴラスイッチに見入り…。

そして私が一番気に入ったのがコレ!

ピタゴラスイッチ こたつたこDVDブック (#名称無し)ピタゴラスイッチ こたつたこDVDブック (#名称無し)
(2010/04/06)
ピタゴラスイッチこたつたこ制作委員会

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『こたつたこ』の歌♪

独特のリズムとなんともユルユルのキャラクターが繰り広げる「回文」ワールド。

♪こたつたこ~♪
♪いかとかい~♪
♪くらげらく~♪
♪えいのいえ~♪
♪らりらりら~♪

と、なんともバカバカしい(でもホント大好き!)ショートな回文(上から読んでも下から読んでも同じ)のオンパレード。
しかも描かれる絵がかなりほのぼの・ユーモラス。

♪ドレミレド~レミファミレ~ミファソファミ~♪のメロディー(だんだんと音階が上がっていって、ラリラリラーで戻るのもツボ)に乗って歌われて、思わず一緒に歌ってしまいます。

そして♪ラリラリラ~♪の段では、思わず一緒に足を上げて踊りそうになります。

先日病院でこのDVDブックが出ているのを知って、
思わず見入ってしまいました。

字が読めなくても、ことばがわからなくても、
0歳から楽しめる絵本。

ぴよちゃんとさわってあそぼ!ふわふわだあれ?ぴよちゃんとさわってあそぼ!ふわふわだあれ?
(2008/02)
いりやま さとし

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人気の本らしいので姪っ子にプレゼントしました。
「お気に入り」に入ったようで良かったです♪

味噌作りで我が家にやって来たNちゃんのお譲ちゃんが
本棚を見て「あ、ジオジオのかんむり!」
と嬉しそうでした。

やっぱり人気のある絵本なんですね。

私も大好きです。

ジオジオのかんむり(こどものとも絵本)ジオジオのかんむり(こどものとも絵本)
(1978/04/01)
岸田 衿子

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強さゆえに孤独な生活を送っているライオンのもとに訪れた一羽の鳥。
小鳥たちのために冠を「巣」にしたらいい、と提案する王様ライオン。
しかしやがてはライオン様の目も見えなくなり…。

この世に敵無し、の百獣の王ライオンも、
「老い」という自然の流れには逆らうことができません。

どんなに強い人も、どんなにお金を持っていても、
やがて体は衰えていくもの…。

強さと孤独は表裏一体。
その象徴ともいえる「かんむり」を
小さくか弱い「小鳥」に差し出すことができるかどうか。

孤独なまま一生を終えるのか、
優しい小鳥たちのさえずりを聞きながら過ごすのか…。

しみじみと切なく、
けれどもふんわり温かい、
そんなぬくもりと、大切にしたいものが伝わってくる絵本なのです

どうぞのいす」を買ってきました。

私と弟が大好きだった絵本です。

違う本を買いに行ったのですが、絵本コーナーに立ち寄ると
この絵本が…。

まぁ、ほんと懐かしい!

今やベストセラーなんですね。

長く読み継がれてきたんだなぁ…。しみじみ。

どうぞのいす (ひさかた絵本傑作集)どうぞのいす (ひさかた絵本傑作集)
(1981/11)
香山 美子

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今ではサイズも大きく、装丁もしっかりした「絵本」になって本屋さんに並んでいますが、
私と弟が小さい頃親しんだのは保育園が「チャイルド社」から毎月取り寄せていた
「チャイルドブック」の月間絵本だった気がします。

もっとサイズは小さくて、
ハードカバーじゃなくて、厚紙で出来たシンプルなものでした。

うさぎさんが置いた「どうぞのいす」。

次々に訪れる動物たちが「親切」を置いていきます。

優しさのリレーのようなお話に知らずのうちに癒され、温かな気持ちになった
大好きな絵本でした。

甥っ子姪っ子たちにも読んであげたい絵本です♪

今日、ひょんなことからこの絵本の「中国語訳版」に出会いました。

原題は「The Giving Tree(与える木)」。

シェル・シルヴァスタイン(米)の1964年の作品です。

私の生まれる前にすでに生まれていた、私の大切な絵本の一つ。

おおきな木おおきな木
(1976/01)
シェル・シルヴァスタイン

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男の子の一生とりんごの木の生涯。
その葉も実も枝も幹も、すべてを捧げきる「おおきな木」の一生は
親と子という関係だけには留まらない「愛」の世界を静かに描き出しています。

「木」の愛情は限りなく、どこまでも犠牲を厭わず、そう生きることをむしろ喜んですらいることが心に染み入ってきます。

哲学的なこの本は、子供のためだけの絵本ではなく、
いくつになっても、年をとっても「大切なこと」を思い出せる、
「大切な人」を思い出させてくれる、まさに私にとっての「与える木」。

英語版と日本語版を持っていますが、中国語版に巡り合えるとは。
他の言語のも木になります。おっと、気になります。

年の瀬も押し迫り、今年もあと数時間となりました。

2008年、願ったことはいろいろとありましたが、叶ったこと、叶わなかったこと、半々くらい。
前半は夫が入院したり、いろいろとアクシデントもありましたが、後半に進むに連れて、お祝いの行事が増えて、総じて「お陰様」な一年となりました。

特徴的だったのは、それぞれの兄弟姉妹に大きなイベントがあったこと。
義妹の出産、義弟の17回忌、私たちの引越し、弟の結婚。
きょうだい一人ひとりがそれぞれの「新しい時代」に入った気がします。
一つ大きな壁を越えて、新しい人生の扉を開いた、そんな印象です。

義妹は9月に可愛い女の子を出産。
一男一女のお母さんに。

ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)
(2008/03/06)
アリスン・マギー

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まだ赤ちゃんには会えていないのですが、最近「アー」とか「ウー」とか声を発するようになったそうです。甥っ子同様、姪っ子の成長も楽しみです♪

そして、なんとその出産ニュースの翌日が私たちの引越し。
手続きや荷物の片付けやら、とにかく目まぐるしい日々が続きましたが、なんとか倒れずに乗り切りました。

やどかりのおひっこしやどかりのおひっこし
(1990/09)
エリック カール

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新しい街、新しい景色。
通勤や生活それぞれの場面でいろんなことをアジャストし直さないといけない日々でしたが、なんとかかんとか、どうにかこうにか、一つひとつをクリアしている感じです(現在進行形)。

そして、10月には義弟の「17回忌」がありました。

私と同い年の主人の弟は、事故で他界して早や17年。
夫と出会い、そして夫の家族と出会った時、すでに弟さんは他界していましたが、私が同い年ということもあって、不思議な縁を感じたのを覚えています。

悲しい本 (あかね・新えほんシリーズ)悲しい本 (あかね・新えほんシリーズ)
(2004/12/10)
マイケル・ローゼン

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親戚が集まり、故人を偲ぶ。
17年という時の経過が穏やかな時間を運んできてくれた気がします。
お義父さんが伝えてくれた一言。
息子の分まで遺された者が元気に幸せに生きていかないといけない。
しみじみと心に響く言葉でした。


11月には同僚の結婚式があり、また長年お世話になった上司が定年退職。
仲の良かった派遣社員の人の任期満了もあって、送別会が続きました。


そして12月には弟の結婚式。

4歳年下の弟が生まれた時、病院に行って「赤ちゃんいただいてもいいですか?」と尋ねた(らしい)私…(汗)

スヤスヤと眠る赤ちゃん。ギュッと握った小さな小さな「もみじ」の手。

一回り大きな私の手で懸命に「パー」に開くのですが、何度やってもすぐにまた「グー」に戻ってしまうのです。
面白くもあり、不思議でもあり。
何度も何度も飽きるまで、繰り返して弟の小さな手を一生懸命広げていたのを思い出します。

あの小さな小さな手が握り締めていたもの、
それは一体何だったのか…。

それからの長い人生で、数え切れないくらい多くの握手を交わしてきたことと思いますが、
あの眩しい一日、バージンロードを新婦と歩いてきたお父さんの手を強く握り、そうして彼女と二人、前に進んだ瞬間が本当に印象的でした。

しろいうさぎとくろいうさぎ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)しろいうさぎとくろいうさぎ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
(1965/06)
ガース・ウイリアムズまつおか きょうこ

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「いつもいつもいつまでも!」
そう願っています。

感動的な式でした。
あの素晴らしい式を作り上げた二人なら、これからもきっと助け合って、どんな困難も乗り越えてゆけることだろうと思います。

そんなわけで、今年もいろいろな出来事がありました。
想定内だったこと、想定外だったこと。
毎日は決まったことの繰り返し、積み重ねのような気もしますが、
こうして振り返ると、いろんな変化の波を越えてきていたんだな…と思います。

2009年はハテサテどんな波が訪れるのか…。
荒波もあれば、穏やかな凪の時もあるのでしょうが。
順風満帆となることを願いつつ…。

(つづき)

休憩を挟んで第二部。

ホールに戻ると、舞台には2台のグランドピアノが向き合っている。
それを囲むように右側に5つの椅子、左側にも5つの椅子。
その前に間隔よく置かれたスタンドマイク…。

んん?一体何が始まる…の…??

と、そこへこれまで朗読を担当されてこられた能祖さんが登場。

⑥「動物の謝肉祭」(詩:能祖将夫)

サン=サーンスの「動物の謝肉祭」を2台のピアノで演奏。
序奏を含め15曲の組曲に合わせて能祖さんが書いた「詩」を一般公募で選ばれた10人の市民の方が朗読する、というもの。

組曲にはたくさんの動物や面白い登場人物が現れる。
ライオン、かめ、ろば、カンガルー。

よくドラマや映画でも使われる「水族館のおさかな」や、耳馴染みのある「白鳥」をナマで聴けて感動!

曲のイメージに合わせて書かれた「詩」の世界が素晴らしく、また一般から選ばれた参加者の方々(小学生~おじいさんまで)がとても初めてとは思えないほど上手!
詩に登場する動物や人物になりきって、堂々と朗読されていました。
2、3人づつが立ってやり取りをしたり、全員が立って朗読したり、変化に富んでいて、あっという間に終曲になってしまいました。

図書館に勤めていてこれから読み聞かせに挑戦しようとしている人や、大学生、4月から中学生になる子、子供の学校で読み聞かせのボランティアをしているお母さん、などなど。
息子さんと親子で参加されているお母さんもいらっしゃいました。

終わった後に一人づつインタビューがあり、会場全体がほのぼのとした雰囲気に…。

その後ピアノを担当されたクラシックに憧れるジャズピアニストの佐山さんとジャズに憧れるクラシックピアニストの白石さんのコメントもありました。白石さん曰く、「クラシックは長い時間をかけて一つのことを言う」音楽、「ジャズは1秒にすべてをかける」音楽、なんだそう。

なるほど~。

ピアノ絵本館(5)動物の謝肉祭(れんだん)
ピアノ絵本館(5)動物の謝肉祭(れんだん)サン・サーンス 宮本 良樹 富沢 天

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 私も連弾したくなりました♪


⑦「月のふね」(文:能祖将夫・絵:YUJI)

最後は「月のふね」という幻想的な絵本がスクリーンに現れ、佐山さん、白石さん、そして磯さんのヴァイオリンでジャズの名曲が演奏されました。

L.モーガンの「サイドワインダー」に始まり、B.ハワードの「フライミートゥーザムーン」。
そしてハービーハンコックの「処女航海」。

「月」「船」といったキーワードに沿った選曲には感心してしまいます…。

そして私の大好きなホレスシルバーの「シスターセイディ」が流れてきました♪
しかも、メロディーは磯さんのヴァイオリンなのです。
チャッチャチャラララチャーラ
このメロディーをピアノが2台ありながら、ヴァイオリンで弾いてくれるなんて…。贅沢でした…。

Blowin' the Blues Away
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その他「アマンダ」、「ポルカ・ダッツ・アンド・ムーンビームス」。

夢の世界に連れていってもらいました…。

じっくり味わい深いステージを見れて(しかも無料で)、ゴキゲンでホールを後にしました。

DSCF3377.jpg
廊下の窓から見えた外の風景

絵と音楽(ジャズ&クラシック)と詩。
一つのステージで3つも4つも美味しい「アート」を一度に楽しめた「かきあげ丼」のような午後のひとときでした。

か、かきあげ丼って…(汗)

またこんな素敵なコラボ企画、やってほしいな~。
さすが洋書の丸善!
オアゾにある丸の内本店の洋書コーナーは、まるでアメリカの図書館にいるような空間です。

20060917154820.jpg


東京駅のホームが見下ろせる大きな窓ガラスの脇にはテーブルと椅子が数セットあって、選んだ本をその場で座ってチェックしたりできます。こういう本屋さん、理想ですよね…。

4Fの奥にはギャラリーがあり、期間イベントが行われていますが、16日はちょうど「せかいの絵本展」(入場無料)が行われていました。

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この一年の間に出版された新刊絵本約150タイトルが展示販売されています。
仏、独、伊、露、アジア(ハングル文字の絵本も新鮮!)の各国原書の絵本コーナー。
有名な絵本を日本語版と比較できる「ふたごの絵本たち」のコーナー、「絵本トリビア」のコーナーなどがあって、新しい発見ができた絵本展でした。

一角では、フランスでも評価の高い造本作家、駒形克己さんの「POP SCOPE」(紙を幾重にも重ねた立体作品)というアートも鑑賞できて、狭いスペースながら、なかなか楽しめる空間。

関連HP
http://www.oazo.jp/02_event/event/051228.html



気になった本をご紹介。

印象的な美猫の世界を描くAnne Mortimerの新作。
まだ邦訳が出ていない、という「The Owl and the Pussy cat」という可愛い作品を見つけました。ふくろうと猫ちゃんのお話。彼女の猫ちゃんシリーズはどれも素晴らしいのですが、この本に描かれる「ふくろう」様の気品高い姿ときたら!

The Owl and the Pussycat
The Owl and the PussycatEdward Lear Anne Mortimer

Katherine Tegen Books 2006-08
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とにかく絵の美しさには言葉が出ません。ほどなく和訳版も出るのでは…、と思いますが。

ビリージョエルの「New York State Of Mind」。
New York State Of Mind (Byron Preiss Book)New York State Of Mind (Byron Preiss Book)
Billy Joel Izak

Scholastic Trade 2005-10
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ビリージョエルが音楽に乗せて教えてくれたNYの街の風景。
特に「ニューヨークへの想い(邦題)」は私の大好きな一曲であり、どこかから流れてきたら必ず一緒に歌ってしまう。ピアノで弾き語るのも大好きな曲の一つ。

その歌詞に合わせてIZAKがNYの風景を描きます。
音楽と絵を同時に楽しめるように、CDも付いている、という画期的な作品。
CDには絵本と同じ絵がプリントされていて、ビリージョエルのCDを持っていたとしても、このCDが欲しくなってしまう…。改めて曲の魅力をかみしめられそうな作品。

絵本トリビアのコーナーで見つけた「Bedtime for Frances」。
Bedtime for FrancesBedtime for Frances
Russell Hoban Garth Williams

Harpercollins Childrens Books 1995-10
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「おやすみなさいフランシス」として大変に有名な絵本。でも私たちが小さい頃親しんだのは、このカラー版じゃない。

もっとくすんだ感じのバージョンなのだが、これが全ページカラーになって登場している。96年あたりにフルカラーになったと、絵本トリビアコーナーで知りました。へぇ~。

フランシスシリーズは大好きで、4冊全部揃えてるんですけど、こんなカラー版があったのは知らなかった…。

そして、私の大好きなMary Engelbreit's。

Mary Engelbreit's Mother Goose
Mary Engelbreit's Mother GooseMary Engelbreit


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彼女の「マザーグース」が発売されていました。

あらためて世界の絵本に触れると時間を忘れて見入ってしまいます…。

先日、久々にソニプラに立ち寄ったら一角に「ぞうのエルマーグッズ」が沢山あって驚きました。

カップも可愛い~。
でもって、ちょうど欲しかった「クッキングタイマー」を見つけてしまって一目惚れ。

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クッキングタイマーでこのデザイン、ってちょっと、いや、かなり斬新じゃないですか??

長時間の台所仕事は苦手な私もキッチンに立つのが楽しくなるようなエルマーの姿

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ぱお~ん




「ぞうのエルマー」の作家はイギリス生まれ、現在は南フランスのニース在住のデイビッド・マッキー。

ぞうのエルマー〈1〉ぞうのエルマーぞうのエルマー〈1〉ぞうのエルマー
David McKee きたむら さとし

ぞうのエルマー〈2〉エルマー!エルマー! ぞうのエルマー〈4〉エルマーとウイルバー エルマーのともだち―ぞうのエルマー ぞうのエルマー〈6〉エルマーとまいごのクマ エルマーのあたらしいともだち―ぞうのエルマー

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人とは違う姿の象、エルマー。
でも、人と違ったって(違ってるからこそ)いいんじゃんっ!

ほのぼのタッチでカラフルな絵に小さい子が夢中になる絵本。
今夏の帰省には義妹の息子(甥っ子1歳)にプレゼントする予定です。
どれにしようか迷いますが・・・。気に入ってくれるといいな~。




99年にフランス在住のゲオルク夫妻によって発表された「リサとガスパール」。
犬でもウサギでもない、不思議な生き物。
2000年に日本で紹介されて以来、翻訳された絵本もたくさん出版され、
瞬く間に人気ものの二人?!に。

最近では彼らのグッズも雑貨屋さんで見かけるようになったけれど、
期間限定でご近所吉祥寺パルコにプレミアムショップがオープンする、ってので
今日ちょっと覗いてきました。

(えへ、ほんとはパスポートの手続きに行くのが目的の有休なんですけどね)

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 1F入ってすぐのスペースにグッズが集合してました。絵本も。

リサとガスパールのデザートブック
リサとガスパールのデザートブック
アン・グットマン ゲオルグ・ハレンスレーベン 山本 ゆりこ

関連商品
リサとガスパールのレストラン リサとガスパールのであい リサとガスパールのマジック・ショー リサ ママへプレゼント リサかぜをひく
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洋書版も同時に販売していて、「デザートブック」のフランス語版は4800円!
日本語版は・・・売り切れてました・・・。人気なのかな~。
「デザートブック」欲しかったんですが。

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↑作家夫妻の足跡や作品紹介のちょっとしたコーナー。
小さい子がお母さんと一緒に来ていて、リサと写真を撮ってました。
可愛かった~。

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 グッズはいろいろありすぎて・・・。シールだけ買いましたわ(右端)。

リサ(白い体に赤いマフラー)は好奇心旺盛な女の子。
思いついたら即実行。失敗多し。BUTへこたれないキャラ。
ガスパール(黒い体に青いマフラー)はちょっと繊細な男の子。
怖がりなくせに見栄っ張り。友達思いの優しい心の持ち主。

絵本にはフランスの観光名所がいっぱい。
モンマルトルの丘、ヴォージュ広場、ポンピドゥーセンター、セーヌ川、ギャラリーラファイエット・・・。

絵の具をたっぷりと使った絵本のぬくもりは小さい子はもちろん、女性には大人気ですね~。
癒されます。
お話は「おいおい、君達・・・」ってのが多いんですけどね、実際。

ま、絵本なんで・・・。

ロンロンでパスポート用の写真を撮って、都庁に向かいました。
いざ手続きです。
10年用にしようかな・・・。
色彩の魔術師、と言われるエリック・カールの「はらぺこあおむし」(邦題)。

世界各国で翻訳されていて、いろんなサイズの本が出ていますが、私が持ってるのは縦 12.5 x 横 17.8 x 厚さ 1.8(cm)のボードブック版(小さい厚紙洋書絵本)。
コンパクトで、厚紙が丈夫で気に入っています。

The Very Hungry Caterpillar (Picture Puffin S.)
The Very Hungry Caterpillar (Picture Puffin S.)


~あおむし君が開ける穴~・・・開けられる穴が1ページごとに増えていく過程は本当に良く出来た構成で、子供が面白くないわけないだろう、と感じます。

日曜の朝に生まれたあおむし君は相当ハングリーだったのか、月曜にりんご一個、火曜に梨二つ、水曜にプラム三つ、木曜にいちご四つ・・・と穴を開けながらかじり進み、土曜にはケーキやらアイスやらサラミやらチーズやらこれでもか、というくらい食べちゃってとうとう腹痛に・・・。
日曜にようやく緑の葉っぱを食べてお腹の調子を回復させるのですが・・・。
気づけば彼はすっかり大きくなっていて、もうお腹が空くこともなく・・・。
いつしかさなぎへと変身、そして最後には美しいちょうちょへと生まれ変わります(ひらひら~)。




恵比寿ガーデンプレイスでゴールデンウィーク期間にこの絵本の日本登場30周年を記念して、アートイベントを開催する、というニュース。
http://www.gardenplace.co.jp/

小さいお子さんがいれば、家族で楽しめそうなイベント。


会社の移転を目前にこのところ忙しくて、暖かくなってもしばらくは旅行にも行けそうにない・・・。

時間とお金があれば、世界中を旅してみたい・・・そんな夢を描きつつ・・・ページを繰るのが楽しいとっておきの絵本。とりあえずこれでガマン?!

ABC旅の絵本
ABC旅の絵本


作者はアニタ・ローベル(Anita Lobel)。ポーランド生まれでアメリカに移住した絵本作家。

この絵本が面白いのは、なんといってもその構成。
ぜひ一家に一冊、とオススメしたい最高の絵本である。

ABC順にZまでのページがあって、1ページづつが一つ一つ舞台(ステージ)の一場面になっていて、各アルファベットと同じ頭文字の地名を持った場所が背景(舞台セット)になっている。

Amsterdam(アムステルダム)、
Barcelona(バルセロナ)、
Cracow(クラコー)・・・ポーランドの都市


てな具合。

そして、その一場面ごとに主演?!の子どもたちが登場し、都市をバックにポーズをとる。

David(デービッド)、
Edward(エドワード)、
Frederick(フレデリック)、


てな具合。

そしてその背景の地名と子ども達の名前をつなぐ、
これまたABC順の動詞が文章に組み込まれる。

gazed(天体を観察した)、
hoped(希望を抱いた)、
idled(のんびりしていた)、


などなど。

かくして、これらの単語がつながって、
John juggled in Jerusalem.(ジョンはエルサレムでジャッグル曲芸を演じた)とか、
Kevin knelt in Kyoto.(ケビンは京都で正座した)とか、
Lloyd limped in London.(ロイドはロンドンでびっこをひいた)、
なんてヘンテコな文章までが登場する。

AからZまで、どのページも楽しい文章が脇に添えられていて、
背景の絵と登場する子どもたちがその文章を舞台の上で再現してくれている。
そして、その舞台を観る6人の子どもたち。
この観客の子ども達の様子もページごとにちょっとづつ動きがあって、丁寧に描かれている。

それぞれの文章を表す「舞台(地名)+子ども+動作」。
Paul painted in Paris.(ポールはパリで絵を描いた)なんてわかりやすいページもあれば、
Xavier xylophoned in Xian.(ザビエルは西安(シーアン)で木琴をたたいた)なんて
よく作ったわねぇ~、っていうページもある。

とにかく、ABC・・・とページをめくるのが楽しくてしょうがない。
一文一文は声に出して読むと、なお魅力が増し、子どもたちが英語を覚えるのにはうってつけである。
韻をふんだ「リズム」がとても素晴らしい。
早口言葉としても遊べるんじゃないかと思う。

大人にとっても「oscillated・・・こんな単語知らん・・・」とか「Zaandam(ザーンダム)・・・ってどこやねんっ!」みたいな地名とかが登場し、世界の見知らぬ土地にも興味が沸いてきます。

知らない単語や地名が出てきても大丈夫。
最後のページには「ABCの旅案内」のページがあって、解説してくれています。
ちなみに「oscillate」は「振子のように揺れる」
Zaandam(ザーンダム)はオランダの小さな町。

子どもはもちろん、大人にも新しい出会いがあります。

翻訳の青木久子さんの言葉です。

~この絵本は、旅への招待状です。飛行機や船の旅だけが旅ではありません。いつでも、どこでも、旅はできるのですよ。劇場の舞台の上でも、音楽を聞いている間にも、そして絵本のページのなかへでも・・・とアニタ・ローベルは読者に語りかけています。~


そんな宝物のような絵本(旅への招待状)です。




AWAY FROM HOME / by Anita Lobel
William Morrow & Company Inc., New York

セーラー出版¥2,060




ドイツに住むロッテちゃん。
小さい頃から手離せないひつじのまくら「エーリッヒ」とともに
エラおばさんの住むニューヨークへ。

ところが、観光旅行からホテルに戻るとだいじなエーリッヒの姿が・・・
これじゃあ夜も眠れない!

お母さんと一生懸命探すもののどこにもいないエーリッヒ。
もしやシーツとともにクリーニング屋ヘ?!

さぁ、エーリッヒの大捜索が始まります・・・。

ロッテ―ニューヨークにいく
ロッテ―ニューヨークにいく


Julia Kaergel(ユリア・ケーゲル)の絵はユーモアたっぷり。
ところどころ突っ込みどころがあり、アッと面白い発見もあります。

エキサイティングな街、ニューヨークの風景やホテルが
見開きA3サイズの絵本にドバンと現れます。

のびのびと描かれた絵はロッテちゃんの心を映し出すようなウキウキ・ワクワク感たっぷり。
と、思いきや突如エーリッヒを見失って不安いっぱい・・・。

でもラストはハッピーエンドでホッとさせてくれます。

作者、Doris Dorrie(ドーリス・ドリエ:現代ドイツ屈指の文学作家で映画監督)自身が、ドイツ生まれで高校卒業後渡米。
若き日の彼の視点も生かされた作品かと思います。

このまちのタクシーはきいろでおさつはみどり

「フーム」とマネージャーはいいました。フームは「フーム」といういみです

若林宣子さんの訳も素朴でいい感じです。

ライナスの毛布」を思い出すお話です。
特別な匂いのしみついたひつじの枕「エーリッヒ」。

誰にも手離せない愛着あるもの、
心のヨリドコロがあります。
小さい子どもにも必ず安心を運んでくれる「ライナスの毛布」が・・・。

エーリッヒを見ていると、
「う、この枕欲しい・・・。」
つい思ってしまうような友達になれそうな枕です。

ニューヨークにも違った視点から思いを馳せられる一冊。




理論社¥1400

原題は
「TILLY and MILLY ~The Story of The Town Mouse and The Country Mouse~」。

いなかのネズミ、ティリーと
とかいのネズミ、ミリーのお話。

遠くに住む友人の二人(二匹?)が、ある日お互いの家を訪ねることに・・・。

とかいのネズミといなかのネズミ
とかいのネズミといなかのネズミ


静かすぎて眠れないミリー。
猫に追いかけられて命からがらのティリー。

二人(二匹)はお互いの暮らしの良さを認めながらも
それぞれの落ち着く場所が恋しくて・・・。

Kate Summers(ケイト・サマーズ)のお話はもとより、
何よりMaggie Kneen(マギー・ニーン)の絵がステキ。
木の実や果物、おうちや風景。
どれも暖かく柔らかなタッチで、ページをめくるごとにぬくもりが自然に伝わってくる。

細かいところにまで丁寧に彩色が施されていて、
思わず見入ってしまいます。

忙しくて家の掃除もままならない、そんな時、
ふとページをめくると
早起きして居心地の良い部屋を調えるティリーの姿。
反省させられます・・・。

最新式のオーブンやたくさんの部屋を持ったミリー。
毎日が冒険の連続、って感じで刺激的。

どちらの暮らしにも魅力がたっぷりなのです。



評論社
¥1300(税別)


安住の地を求めるかものマラード夫妻がボストンのチャールズ川のほとりに巣を作り、8つのたまごを温めます。

あるひ、たまごが割れて「こがもたち」が生まれます。
ジャックにカック、ラック。マックにナックにウァックにパックにクァック。

泳ぎ方ともぐり方、一列に並んで歩くことなどを教えると、かもの親子は一路、スワンボートのある公園の池を目指します。
街の人たちを次々に巻き込みながら・・・。
とうとうパトカーまでが出動しちゃうお引越し騒動です。

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 (訳:わたなべしげお 福音館書店)

ボストンが誇る世界的に有名な絵本、「かもさんおとおり」。

ボストンコモンにスワンボート、ビーコン・ヒルに州議事堂。ルイスバーグ広場にチャールズ川。
マウントバーノン通りにオールドコーナーブックストア(実はこの有名な本屋さん、先日通ったらジュエリー屋さんに変わっててショックでしたが)・・・。

超マイペースな「かも一家」とボストン観光を絵本で楽しめてしまいます。最後のページには可愛らしい「ボストンのちず」も描かれていて、心和む一冊です。

かもさん一家の終着点であり、新しいすみかとなる「ボストンコモン」(ボストン市民の憩いの公園)の端にある記念像↓

Robert McCloskey作「Make Way for Ducklings(かもさんおとおり)」に捧ぐ記念像の紹介。
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前からの図
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マラード奥さん
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ジャック
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カック
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ラック
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マック
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ナック
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ウァック
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パック
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クァック
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生まれた順でございます(雌雄不明)。

後ろからの図
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さよ~なら~(クワッ)

ボストン観光の際は、ぜひともご挨拶を!
彼らをモチーフにした絵葉書やお土産品もいろいろ売られています。

ボストン市街を一巡できる「ダックツアー」も無論この絵本にインスパイアされてのツアー。ボストンとダックは強い絆で結ばれているのです・・・。

絵本は日本の本屋さんでも図書館でも手に取れますので、機会があればぜひとも微笑ましいカモのマラード一家に会ってみて下さい。

クワッ。

~読み聞かせにもオススメです~
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